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大変な事である。
誰がやったか知らないが、我が銀山湖に最近何やら見たこともない魚が幅を利かせているのである。
あなたは誰かとたずねてみれば・・・彼らの名前は『スモールマウスバス』である。
何処からともなく現れた訳ではない。一部の心無い人間がこの湖に放ったのである。
なぜ、この湖に放ったのであろう? 彼らはこの湖にはいてはいけない存在である。
それはもうすでにこの湖には先住の魚たちがお互いを尊重しながら生態系を完成させているからである。
しかし、数年前に彼らを中禅寺湖に放った輩が居るらしい。
あそこも生態系が出来上がっていたのに ・・・結果彼らは撲滅された。
彼らの命よりもその他の多くの命を守るために泣く泣く殺されたのだ。
放流されなければ殺されることの なかった魚たちである。
きっとこの湖に放流された彼らもこの湖を守り通している人間に撲滅されるであろう。
しかしスモールマウスバスが悪いのではない。反対に彼らも被害者(被害魚?)なのである。
誰が悪いのかというとゲリラ放流をした人間達である。
彼らはこの湖の生態系を犯し、撲滅されるであろう スモールマウスバスの命を犯し、
人としてのプライドを汚したのである。
いない所にはいないなりの訳がある。人間ももうちょっと勉強して欲しい。
まったく大変なことである。
これじゃ故・開高 健氏に申し訳ないです。